Adobe MAX London 2025 レポート:生成AIとCreative Cloudがついにここまで進化!
2025年4月24日にロンドンで開催された「Adobe MAX London 2025」。
注目のFireflyアップデートをはじめ、PhotoshopやPremiere ProなどCreative Cloud各アプリの進化が止まりませんでした。
今回はその注目ポイントをわかりやすくまとめます!
今回のテーマはズバリ、“AIとクリエイティブの未来”。
Fireflyの進化がすごい
■ Firefly Image Model 4 & Ultra
Fireflyの画像生成がさらに進化!
新しい「Image Model 4」はリアルな質感・構図の自由度がアップし、最大2Kの高解像度に対応。
さらに「Ultra」モデルではディテール表現が格段に向上し、複雑なシーンもより自然に描写可能に。
■ Firefly Board(パブリックベータ)
AIを使ったムードボード作成ツール「Firefly Board」も登場。
ビジュアル制作の初期段階で使える“発想支援ツール”としてかなり注目。
しかも、AdobeだけでなくGoogleやOpenAIの画像生成AIも呼び出して使えるように!
Creative Cloud アプリも大幅アップデート
Photoshop
- オブジェクト選択ツールの精度が向上(服や小物まで選択しやすく)
- 背景削除や被写体選択がクラウド処理でさらに高精度に!
Illustrator
- 生成塗りつぶし、ベクター生成、パターン生成が正式リリース
- フォント選択やエフェクト処理が最大5倍高速化
InDesign
- 数式機能がついに搭載。理系ドキュメントや教材制作がぐっと楽に
Lightroom
- AIによる風景検出マスクが可能に
- グループ写真のレタッチがしやすいクイックアクション追加
Premiere Pro
- 「生成拡張」機能が正式版に(動画の尺を自然に伸ばせる)
- メディアインテリジェンス機能で、AIが映像を解析→特定のシーンへ瞬時ジャンプできるように!
AIとクリエイターの未来へ
AdobeはAIと共にクリエイターがより自由に・効率的に表現できる世界を目指して進化中。
また、ユーザーのコンテンツはAIの学習には使われないという方針も強調され、クリエイターにとって安心して使える環境づくりが進んでいます。
まとめ
今年のAdobe MAX Londonは「生成AIとの共存」がリアルに体感できる内容でした。
特にFireflyの新モデルやPremiere Proの生成機能は、日々の制作現場で即戦力になるレベル。
これからのクリエイティブのあり方が変わっていく未来を感じさせる、大注目のアップデートでした!
気になった方はぜひ、Adobeの公式YouTubeやブログで詳細をチェックしてみてください。
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